助産師として、赤ちゃんの誕生に立ち会わせて頂いた経験の中で思う事は、妊娠、出産は病気ではありませんが、お腹の赤ちゃんの成長が分かる超音波検査はとても大切です。定期的に受診してください。
  そして、お腹の赤ちゃんが元気に育つためには、何よりもお母さんが健康であることです。
  でも、お母さんの身体がいろいろ変化する過程で、例えば血圧が高くなったりとか、個人差はありますが負担症状が強く出る場合もあります。少しでも気になる事があれば病院に行きましょう。より細かい注意は必要です。赤ちゃんのためにも。
  無事に赤ちゃん誕生。今度は子育てとなります。
  小さいお子さんたちの特性なのですが、体調を崩していくなかで、短時間でみるみるうちに酷くなり悪化してしまうことがあります。普段一緒にそばにいるお母さんだからこそ分かる、発熱だけで食欲もあり、元気な場合でも気をつけてください。必要な治療を施すと驚ほど早く回復します。
  でも、悪化する時は、急激に悪化するので、手遅れにならないように第六感のように、何かいつもと違う感じがする時には、心配症といわれても、後悔しないためにも早めに受診するか、他の病院に行くこともお勧めします。
  言葉で表現できない赤ちゃんや幼児からのサインを、しっかりキャッチするためには、大いに心配症になってください。
  子どもの命を守るのは、守れるのはお母さんですから。
(Y・I)
 

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